マリオメーカー好きならきっとハマる!3DSで自分だけのゲームが作れるプログラミングソフト「プチコン3号」


ゲームなら何時間でも出来るのになかなか勉強はしてくれない、というお悩みを持つ保護者の方は多いです。
このゲームへの情熱がプログラミングの学習に向いたら素敵だと思いませんか?
ゲーム好きな子ほどゲームに対する発想力は豊富。
マインクラフトやマリオメーカーのヒットでも分かるように、ただ出来上がったものをプレイするよりも自分たちで面白いものを作りたいという欲求はゲームをやりこんでいる子のほうが強いのかもしれません。
そんな子どもたちをただ遊ばせておくのはもったいない!
こんな楽しいプログラミングの学び方はいかがでしょう。

プチコン3号

プチコン3号は、ニンテンドー3DSでプログラム言語「BASIC(ベーシック)」を使ってプログラムが作れるダウンロード専用ソフトです。
サンプルのプログラムがあらかじめ入っていたり、命令文の説明が表示されたりと初心者でもプログラミングを気軽に楽しむことができます。

また、キャクターや背景の他、効果音やBGMなどもあらかじめ用意されているので、プログラミングを始めたばかりの子どもでも、かなり本物っぽくゲームが作れてしまいます。

他の人の作ったゲームを見る

プログラミングをやりたいと思うきっかけになるのが、同じようにプログラミングを勉強している人の作品を見ること。
プロじゃなくてもこんなことも出来るんだ!と発想を豊かにするきっかけにもなります。

プチコン3号で他人のプログラムを見るには、「公開キー」というゲームを見るためのパスワードが必要です。
プチコン公式HPの投稿作品のコーナーにはたくさんのゲームと公開キーが掲載されています。
いずれも無料なので、気になったゲームがあればダウンロードしてみましょう。

まずは、他の人の作品を遊んでみて、プログラミングってすごい!と思わせることが肝心です。

ゲームをアレンジする

プチコン3号のメリットの一つは、他人の作ったゲームを自分好みにアレンジできるところ。
もっとこうしたらいいのに!というひらめきを自分で実現することができます。

アレンジと言っても一筋縄ではいきません。
他の人の作ったプログラムの中で、どこをどのように変えれば、自分のやりたいことが出来るのか考える必要があります。

いままで問題なくプレイできていたゲームが、ちょっといじっただけでエラーになり全く動かなくなってしまうこともあるでしょう。
どこが間違っているのか考え、一つ一つ手直しして、思った通りの変更ができた頃には、きっとプログラミングの楽しさにハマってしまっていることでしょう。

プログラムを作る

いろんなゲームを見たり、アレンジしたりしているうちに、自分でもきっとゲームが作りたくなってきます。
初めは全くオリジナルじゃなくても、どこかで見たようなゲームでも全然構いません。
子どもの「作りたい」という気持ちを伸ばすようサポートしてあげましょう。

いきなりプログラミングを入力しようと思っても何をしたらよいかわからず、さっそく挫折してしまうかもしれません。
どうしたらよいかわからなくなっている子には、どんなゲームを作りたいのか聞いてみましょう。
話すことで次第に考えがまとまり、作る道筋も浮かんできます。

はじめはプチコンの中のキャラクターを一つ選んで表示させたり、ゲームの背景を作るところから始めてもいいかもしれません。


マリオメーカーやマインクラフトに慣れている子なら、きっと頭のなかに思い描くステージ画面があるはず。
プログラムを使って配置するうちに、パーツの使い方も覚えられ、だんだんプログラミングの操作にも慣れてくることでしょう。

サンプルのプログラムや、命令表などを参考に頑張って完成させましょう!

プログラムを公開する

完成したプログラムは是非公開しましょう。
公開するには公開キーが必要。
まずは説明書のやり方に沿ってプログラムを公開し、公開キーを取得しましょう。
申請後、承認されてからの取得になるので、すぐには取得できませんが、焦らずじっと待ちましょう。

無事承認され、公開キーが取得されれば、他の人にも公開キーを使って自分の作ったゲームで遊んでもらえるようになります。

知り合いでプチコンを持っている人がいれば、公開キーを教えるだけでOK。
もっと不特定多数の人に遊んでほしい場合は、投稿しましょう。
プチコン公式HPの投稿作品のコーナーには、作ったプログラミングを投稿する投稿フォームがあります。
採用されれば投稿作品の中に自分の作品が並ぶことに!

オリジナルの自信作が出来上がったらプログラミングコンテストに応募させてみては?
以前のプログラミングコンテストの結果はコチラ→第四回プチコン大喜利
プログラミングの技術だけでなくアイデアで勝負できるので、コンテスト受賞作品の中には商品化されたゲームも!
作ったのは小学生の子どもとそのお父さんということで、また一段とプログラミングが身近に感じられますね。

WiiUバージョン

プチコンには3DSだけでなく、WiiUバージョンもあります。
画面が大きいので見やすい!
作ったゲームも迫力満点です。

最後に

プログラミングの楽しさはわかったけれど、難しくてなかなか先にすすめないという方は、ぜひPCN東京世田谷にご相談ください。
PCN東京世田谷では定期的に小中学生向けのプログラミング教室を開催しています。
IchigoJamという自分で作れるパソコンを使ったプログラミング教室では、BASICを使ったプログラミングを個人個人のレベルに合わせて教えています。

プチコンでのゲームづくりがさらに楽しくなる少人数制の教室です。
お気軽にご体験ください。


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