
PCN東京世田谷は全国にあるPCN(プログラミングクラブネットワーク)の一員です。
PCN東京世田谷では、より多くの世田谷地域の子どもたちが、将来に役立つスキルとしてプログラミングの基礎を身につけられることを目指しています。
いち早く小中学校での一貫した長期的な学習に力を入れてきた世田谷区だからこそ、プログラミング教育に関しても、区内の小中学校での取り組みは今後活発になることでしょう。
近い将来、プログラミングの授業が行われたときにプラスの状態でスタートできるよう、そして、子ども一人一人の個性に合わせてさらに興味を広げられるよう、PCN東京世田谷は少人数制の利点を活かした教室で子どもたちをサポートしていきます。(PCN東京世田谷代表の「開講の思い」)
開催日程
<PCN東京世田谷 こどもプログラミングワークショップ>
日程:2018年8月(日にち未定) 10:30 ~ 16:30
場所:東京都千代田区神田神保町1-42-8 有頂天うどん
参加費:5,000円(材料費:IchigoJam込&ざるうどんorかけうどん1杯無料)
※ 無料うどんは並サイズとなります。
※ 作成したIchigoJamはお持ち帰りいただけます。
持ち物:ノート、鉛筆
募集人数:12名
講師:小松★信介
対象:小学2年〜中学3年生 ※あくまでも目安です。小学校1年生が参加した実績もございます。
内容:はんだづけ、プログラミング※12:00〜13:00昼食(参加の子どもには有頂天うどんのざるうどんorかけうどん1杯無料サービス!)
IchigoJamとは?
初心者向けプログラミング言語BASICを、現代風に復活させた子供用プログラミング専用パソコンです。
IchigoJamはテレビとキーボードと電源につなぐだけで簡単に遊ぶことができるパソコンです。プログラムを入力して、LEDを光らせたり簡単なゲームを動かしたりすることができます。
※IchigoJamは株式会社jig.jpの登録商標です。

IchigoJam教室の内容
(教室により内容が異なります)
1. コンピューターを作ろう!
はんだごてを使って、基盤にチップやLEDなどを接続し、自分だけのコンピューターを作ります。
(所要時間:60分)

2. LEDを光らせてみよう!
初めてのBASICプログラミングに挑戦します。LEDを点けたり消したり制御します。
(所要時間:20分)

3. ゲームを作ろう!
もう少し複雑なプログラミングでゲームを作り、実際にプレイしてみます。
(所要時間:90分)

4. 発表しよう!
最後はプログラミングをしてみた感想や次回やってみたいことについて発表してもらいます。
(所要時間:10分)

5. ロボットを制御しよう!
タミヤ社製ロボットクラフトシリーズを作ります。その後、IchigoJamに繋いでプログラミングで制御するカスタマイズを行います。
(所要時間:90分)
※ロボット教室のみ

PCN東京世田谷 こどもプログラミングワークショップ会場
参加ルール
1. 先生やスタッフの言うことをよく聞いて、楽しくプログラミングをします。
2. 怪我やヤケドをする事がありますが、自己責任で十分に注意します。
3. 貴重品の管理も自己責任で管理します。
4. 体調管理に気をつけ、睡眠時間をしっかり取って健康な状態で望みます。
5. 教室の様子を撮影した写真や動画をHPやSNSなどで紹介することに同意します。
お申込みとお問い合わせ
※参加ルールをよく読んで同意した上でお申し込みして下さい。
※最小開催人数に満たない場合は中止になる場合がございます。
※最大参加人数に達した場合は抽選とさせて頂きます。
※雨天・荒天の場合は当日でも中止になる場合がございます。
開校の思い
はじめまして。代表の小松と申します。
いま、私がこども向けのプログラミング教室の必要を感じたのには理由があります。
それは、2020年から始まるプログラミング教育の義務化への対応と、これから未来に活躍するこどもたちの将来のためです。
こどもたちの未来は大きく変わろうとしています。
将来、今ある職業がコンピューターに置き換わっていくという話は、お父様お母様もお聞きになったことはあるかもしれません。
すでに通販のアマゾンでは、無人コンビニの実証実験を開始しております。
また、オックスフォード大学が発表した「将来消えて無くなる職業」には、税務申告代行者、簿記会計事務員、銀行受付、融資担当者などが上げられております。
これは将来的に「人」が「コンピューター」に置き換えられていくということに他なりません。
かつては人力の農機具と人と動物で対応していた農業に、近代になって農業機械が持ち込まれました。「人」が「農業機械」に置き換えられたのです。
しかし、それでも農業に関わる人手が不要になることはありませんでした。
農業機械という便利な道具を手に入れたことで、それを操作する新しいスキルを持つ人材がより必要とされるようになったのです。
こども達が大人になる近い将来、この農業を例にしたようなことが起きる可能性があると私は考えています。
しかし、たとえ「人」が「コンピューター」に置き換えられたとしても、こどもたちが選択できる職業が少なくなるというわけではけっしてありません。
むしろ今まで限られた人しかできなかった専門的な職業もIT化により多くの人が関わるチャンスがあります。
ただし、今後は多くの職業にプログラミングの知識が必要になってくるでしょう。
仕事の幅を広げるために必要なスキルがプログラミングスキルであり、こどもたちが成長したときに必要とされてくるのが、プログラミングのスキルを身につけた人材にとなってくる可能性はじゅうぶん考えられます。
お父様お母様のなかには、プログラミングというと「ちんぷんかんぷん」な文字列を打って、ロボットを動かしたり、アプリを作ったりするための技術というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
実は、プログラミングで大切なのは、プログラミングを打つ技術ではなく、目的を達成するまでの考え方です。
どのようなものを作りたいのか、それを実現するためにはどうしたらいいのかを論理的に考える習慣を作ることが何よりの目的となります。
私が考えるスクールでは、プログラムを教えることを中心にするのではなく、まず、テーマを与えたうえで、何を作りたいのか、どう作りたいのか、そのためにはどのような順番でするのがいいのかを考えさせます。
さらに、デザイン性は必要ではないのか、使いやすさはどうなのか、などを考えさせ、それを紙やペンなどで文字や図、絵にしていきます。
そこまで論理的に視覚的に作りたいものを考えたうえで、それを実現する一つの手段として、プログラミングを教えていきたいと考えています。
2020年プログラミング教育の義務化が始まります。
それならプログラミングのスキルは学校で身につけられるのかというとそれにも若干不安があります。
先生が、ただプログラムを教えるだけでは、興味がある子とそうでない子の差が広がるおそれがあります。
こどもの中にはプログラミングに興味を持つ子だけではなく、ゲームのルールやストーリー作りに興味を持つ子、キャラクターなどのデザインに興味を持つ子もいます。
そのため、マニュアルにそって教えるのではなく、その子の興味のある部分をのばし、楽しみながらプログラミングに関する知識を実践的に学ぶのが理想です。
一人一人の個性に合わせて、多くのこどもたちに広くプログラミングスキルを身につけさせることが、こどもたちが活躍する未来につながると私は信じています。
そんな、こどもたちが活躍する未来を作るため、微力ながらこども達の力になりたいと強く感じたことがきっかけで、こども向けプログラミングスクールを開講したいと決意致しました。
小松信介
宮城県気仙沼市出身。小学校3年の娘、幼稚園年長の息子、妻と世田谷区で暮らす。